東日本大震災復興支援チャリティイベント開催

メモリアルスタイル(TOKOグループ)が運営する事業の一つに、いのちのフォーラムがあります。

いのちのフォーラムは、貧困・自殺・看取り・葬儀 目の前にある現実を受け止めて、人として何が出来るか。いのち・家族をキーワードに、僧侶 中下大樹の様々な取り組みを企画・運営、そして発信しています。

昨日は、いのちのフォーラム・メルキゼデクの会共催で、
復興と自殺・貧困・孤立死をテーマにイベントが開催され(会場:聖イグナチオ教会ヨセフホール)、メモリアルスタイル代表取締役の肘井哲也が司会・進行を務めさせて頂きました。

出演は、雨宮処凛さん(作家)、香山リカさん(精神科医)、清水康之さん(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表)、湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)、中下大樹さん(真宗大谷派僧侶)

思えば、2010年3月10日「自殺と貧困を考えるシンポジウム」が開催され、当時総理大臣を務められていた鳩山氏が参加。話題を呼んだことは記憶に新しいと思いますが、雨宮氏以外はその時と同じ出演者。5回目となる今回は、民主党に政権交代された2010年当時を振り返りながら、2011年の震災を踏まえ、それぞれが感じている現状をそれぞれの立場でお話しされました。

「底をつくことでいい方向へ向かう、解決に向かう事が多いが、底をつくまで待っていてもしょうがない。底をつく前に、知恵を発揮して転換していかなくてはいけない」湯浅氏

「決していい方向へ向かっているとは言えないが、あきらめていないから活動を続けている。情報を共有。可視化することが現状を何とかするための武器」清水氏の言葉で締めくくられシンポジウムは終了。

その後、

福島県いわき市で活動を続けている「Yukari」さんの「My Life」がピアノ演奏と共に披露され、澄んだ歌声がこれからの日本を明るい方向へ導いてくれそうなそんな余韻を感じさせながら幕を閉じました。

定員の200名を超える沢山の方が参加。ご来場いただきました皆様本当に有り難うございました。

この意義のある・素敵な会にこうしてメモリアルスタイルが関われることに喜びを感じるとともに、これからも「いのち・家族」をテーマに真摯に取り組んでいきたいと思います。

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