ご遺骨をお預りするということ

海洋散骨では、ご遺骨をそのまま散骨することはできません。

粉骨しキレイなパウダー状にします。

ご遺骨を粉末にすることを「粉骨」を表現しています。

粉骨されたご遺骨は、骨の形を残さずパウダー状となってしまいますので、故人様の生前の面影などは残りません。

メモリアルスタイルでは、遠くのお客様の場合を除き(首都圏から50キロ圏外)、できるだけご自宅にお伺いし、ご遺骨を直接受け取るようにしております。

散骨を希望されるご遺族の多くは、「ご遺骨」を郵送することに抵抗感とうか躊躇される方が多いようです。

今まで毎日ご供養され、大切に扱っていたにもかかわらず、ご粉骨するために郵送する。簡単に割りきってとはなかなかいかないものです。

「出来るのなら、遺骨を手渡しして、故人への思いを共有し、 同じ気持で遺骨を扱ってほしい…」というのがご遺族様の本音なのではないでしょうか。

その気持は、よくわかります。

ですから、私たちはご遺骨をお預かりする際、出来るだけご自宅に伺い、ご遺族にとって、 「形状なご遺骨との最後のお別れ」として、一緒にご供養(「ご遺骨ご託しの儀」)をさせていただき、お受け取りをしております。

「ご遺骨お託しの儀」は大切なセレモニーと考えます。

「ご遺骨お託しの儀」

新丁のお箸(割り箸を使っています)を用意します。

ご一緒に骨壷の蓋を開けて、ご遺骨との再会をします。

手元供養品に取り分ける場合は、ご遺骨を選び、手元供養品の中に納めます。

ご遺族様が改めて骨壷を開ける機会などなく、この機会が お骨上げ後、最初で最後のご遺骨とのご対面となるケースがほとんどです。

最期のお別れをしっかりとしていただく。

その過程がとても重要だと考えております。

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