メモリアルスタイルでは、毎月1回合同散骨を行っています。
5月は26日（日）場所は横浜エリアです。 すでに4組（1組2名様乗船できます）のお申込みをいただいております。
最大で8組の合同散骨を行なっておりますが、全く見知らぬ方々が同船して、同じ日の同じ時間、同じところでご遺骨を撒くという不思議なご縁を感じています。
いろいろな合同散骨のやり方に取り組んでおりますが、今一番スタンダードに心掛けているやり方は、故人様のこと、またどういう方がお見送りされているのかを行きの船の中でご紹介しています。
（もちろん乗船前にあらかじめお断りして、ご理解・ご了承いただける方のみの場合です）
乗船されているのは故人様の奥様だったり、お嬢様だったり、伯母様だったり、姪子様だったり。いろいろなご関係の方が乗船されています。
小さな船の場合は、一つのテーブルにご一緒に座わっていただきますので、その中から会話が生まれてくる場合もございます。それは、とてもいい雰囲気なのです。
また、大きな船の場合は、一テーブルごとに一家族様に座っていただきますが、それはそれで、それぞれの「想い」を共有する素敵な時間になります。
合同散骨を選ばれる方は、乗船人数や経費の問題、いろいろありますが、賑やかに送り出したいという想いの方もいらっしゃいます。
先日も、ご自分の時も散骨をと考えている方が、お子様のいない伯母様を海に還されるために、その方のご友人と一緒に合同散骨に参加されました。
その方々がお帰りになられる前に「合同散骨もいいわね。私の時もそのほうがいいわ」とおっしゃられました。
もちろん、ご家族様のみで散骨される個人散骨も、とても意義のあるセレモニーです。
また、今まで縁のなかった方と偶然ご縁ができて同じ海に還す。合同散骨の、ある種その不思議なセレモニーもとても意義があると感じています。
故人様を紹介したり、ご参加される方を紹介することに対しては、社内でもいろいろな意見があり、いろいろな想いを感じる方もいるかもしれません。
冒険だったのかもしれませんが、それぞれ大切な方を同じ海に還すという想いを、共有できる喜びを味わっている方も多いように感じます。
想いと共に、自然と共に。海にお還しする。
合同散骨がお一人お一人にとって、素敵なセレモニーになるよう取り組んでいきたいと思っています。
