散骨の際のご遺骨のお迎えについて

以前にも書きましたが、散骨をする時は、
ご遺骨をパウダー状の粉にさせていただきます。

そのご遺骨は、私どもがご自宅へお伺いし、お預かりします。
私どもはこれを「お迎え」と言っています。

ホームページには50キロ圏内と書いてありますが若干の差は考慮しております。
これはおそらく、他社にはないサービスです。

そしてお預りの時、以下のような流れになります。

まずお悔やみを申し上げます。

続いて、お申込み内容の確認、散骨日のご案内などとなります。
その際に、故人様がどのような方だったのかのお話もさせていただきます。

さらに、当日の散骨の流れを説明します。

そしてできればお写真をお預かりします。
写真は、粉骨する人間が故人様をイメージしながら粉骨させていただくためです。

そして、一番重要なのが、ご遺骨をお預りする際のしばしのお別れの時です。
当然、ご遺骨は散骨の日にはお持ちするのですが、その時には粉骨されています。

つまり現状をとどめていません。

ですから、
「最後にご遺骨をご覧になりますか?」とご案内します。

実際、ご覧になられる方は、お泣きになる方もいらっしゃいます。

これは思わずもらい泣きするほどの神聖な時、と感じます。
おそらく、いろんな思いが駆け巡っているのだろうと思います。

また、「悲しくなるから、見ない」という方もいらっしゃいます。
これもまた、思いがあるからこその判断なのでしょう。

私どもは、ご遺骨をお預かりすることはとても神聖な、
そして、とても大切なお仕事として、
これを肝に銘じ、お迎えをさせていただいております。

合掌

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