散骨日和

今日は、月島乗船場より出航しての「合同・代行散骨」を行いました。

朝、乗船場に着いた時には、昨夜からの雨でデッキもわずかに濡れていましたが、みるみるうちに快晴となり、まさに「散骨日和」。

合同散骨2名様、代行散骨2名様で、乗船されたのは5名でした。

私どもの散骨では、ポイントへ向かう移動時間を『お手紙・折り紙の時間』とさせていただいております。

水に溶ける折り紙をお渡しして、お手紙を書いていただいたり、折っていただいたり。お手紙や折り紙は、ご遺骨と一緒に海へお還しております。

今日もそれぞれに、お手紙を書いたり、折り紙を折られたりして過ごされていましたが、一組のご遺族様が、鶴を折ろうとして悩んでおられました。すると、上手に鶴を折られたもう一組のご遺族様が、教えて差し上げるなど微笑ましい光景も。

今日、初めて船で顔を合わせたばかりの二組のご遺族様ですが、以前からのお知り合いのような温かい時間となりました。

散骨後乗船場へ戻る間は、それぞれの故人様のお写真を見ながら、生前の想い出話などをされて、故人様を偲んでいらっしゃいました。

今回合同散骨された故人様は、年齢等は違いますが、命日と、亡くなられた時間が、ほぼ同じ。この偶然には、両家様ともに、不思議なご縁を感じられたようです。

「二人とも寂しくないように、仲よく散骨の時間まで一緒になったのね!」と、お話しをされていました。

両家様とも、故人様とのお別れの時間を大切に、愛おしく過ごされているのを感じ、「また、折をみてゲートブリッジの近くまで、会いにいらしてくださいませね」と、お声をかけました。

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