墓守問題と散骨

散骨のために、ご遺骨を引取りに伺っております。

ご遺族様に、散骨を選択した理由をお聞ききするのですが、 あるお宅では、故人様が散骨を希望されたということでしたが、その背景には、 お子様がお嬢様3名で、皆様すでに結婚され姓が変わっているために、 墓守が難しいとのことでした。

散骨を選択する場合、「自然に還りたい」「想い出の海へ」等々、散骨にポジティブな魅力を感じて選択される方も多いのですが、中には 「お墓の継承者がいない、」「墓守が大変」という家庭背景により、 「お墓を選択できない」ために、散骨につながっているケースも 結構多いと感じます。

そしてご家族の一人が散骨をすると、他の家族も追随するケースは多いようです。

例えばご主人様が散骨をした場合は、奥様は自然な形で「私も散骨を」という流れになります。

少子化が進んでいる現代。同じように墓守の問題で散骨をされるケースが増えるかもしれません。

 

カテゴリー: 個人散骨   パーマリンク

コメントは受け付けていません。