台風一過、束の間の青空のなか
葉山港から「平日プラン」のご葬家様にご乗船いただき
個人散骨を行いました。
お申込みくださった奥様は北海道在住の方で、
ご主人が元は関東出身ということで、きれいな相模湾での散骨を
お選びくださいました。
すでに北海道でも散骨をされており
ご粉骨されたご遺骨を大事そうにお連れになりました。
お送りする方は、ご家族ぐるみで長年付き合いをされていたご友人の皆様。
故人様はお仕事でフランスやイタリアを飛び回り
その土地に着いたら、すぐにおいしいものを頂ける店を探していらしたそうです。
ご依頼者様のお話を伺いながら
ダンディなご主人と、お洒落な奥様がパリコレを見ているシーンを
映画のように思い浮かべていました。
ご主人はシャンパンがお好きだったと、ご友人がお持ちになり
海に捧げておいででした。
多少の風はありましたが、富士山も顔を出し
青い空ときらきら光る波間に、皆様にこにこされていました。
散骨は海へのお別れではありますが、
故人様の生き方や気持ちを汲んでの今日のこの日が
奥様にとって、これからの日々に美しく残りますように、と念じました。
湘南・葉山で家族散骨の平日プランはこちらから。