天候の急変

DSC03766先日、葉山からの散骨を施行しました。

天気は良かったのですが、西からの風が強く海上はかなり荒れました。前日からかなり強い西風が吹いており、ある天気予報では明け方から北風に代わるとなっていましたので

その通りになれば問題は無かったのですが、ほかの予報では

そのまま西風が続くともなっていたので、最終判断は当日の朝

に下すということで、船会社とお客様に了承を得ました。

そして、当日の朝8時に船会社と確認をしたところ、風もやみ

海もべた凪状態とのことで、お客様に予定通り施行します。

とお伝えしました。午前11時出港予定でしたので、我々スタッフ

は9時30分頃には現地に入るのですが、その時点では、確かに

風もなく、穏やかな海が眼前にひろがっていました。が、そこから

徐々に徐々に風が吹き始め、時計の秒針が1周するごとに風が

強まり、10時を過ぎるころには音を立てて吹き始め、白波も

立ち始めてしまいました。予定時刻の11時にはどうなることかと

ひやひやしていましたが、幸いにもお客様が10時30分頃に

お越しいただいたので、事情をご説明し、すぐに出港しました。

それでも、海はかなり荒れていて、どうにかセレモニーは終了し

無事港に戻りました。海洋散骨は大自然が舞台ですので、

今回のように、今は良くても、30分後、1時間後には激変して

しまうこともありえます。お客様としても、ご親戚、ご友人に

スケジュールを調整してもらい、ご参加いただくわけですから

出来る限り、その日に施行したいという事情もおありかと思います。

ですが、何よりも安全が最優先されます。メモリアルスタイルでは

天気予報も当然参考にしますが、何よりも地元の船会社さんの

知識と経験に基づいた判断もとても重要な要素として考えてます。

今後も、各地の船会社さんと緻密な関係を保ち、より安全に

よりスムーズに、皆様のお役にたてるよう頑張ってまいります。

本年もメモリアルスタイルをよろしくお願いいたします。

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