家族散骨のセレモニーのときに、ご希望がございましたら
故人様のお好きだった音楽をCDでご用意いただき
船内やセレモニーの際に、おかけしております。
「おじいちゃんが好きだった曲」と、小さなお孫さんまで
手拍子されて歌ったご家族もいらっしゃって
在りし日のご家族のご様子を拝見したような
あたたかな気持ちになったこともございます。
先日は初めて「コカリナ」の演奏を聴かせていただきました。
はじめ「オカリナ」と間違ってしまったのですが
奏者の方が首にかけてらっしゃって、呼吸を整えて演奏してくださいました。
木製の手のひらに収まる可愛らしい楽器です。
耳になじむ、それはやさしい音色でした。
はじめに「アメイジング・グレイス」を演奏していただき
散骨を終えられ、もうすぐ港というところでもう1曲、
「ふるさと」を演奏され、故人様を偲んで
皆様がじっと聴いていらっしゃったのが印象的でした。
楽器の音色が船内で響くセレモニー。
例えばヴァイオリンなどで、思い出の曲を演奏する。
故人様への贈り物として、ご家族様の大切なメモリーとして。
これからそういったご要望にお応えしたいと考えています。
心に残る散骨セレモニーはどのように紡いでゆくのか。
それはご家族様の想いをきちんと受け止めて
お気持ちに沿ったご提案をさせていただくことだと思っております。