ご遺骨をお預かりする、私たちの心のあり方

20150821

海洋散骨をお申し込みいただきますと
日程やプランを決めたあと、粉骨のためにご遺骨をお預かりさせていただき
ご施行当日まで大切にご供養いたします。

最近では納骨などの際の、ご遺骨のお預かりの方法として
「直接持参」「迎骨」「送骨」という言葉が使われているようです。

「直接持参」とはご家族様がご遺骨をお連れくださること。
「迎骨」とはご自宅までお伺いして、お迎えにあがること。
そして「送骨」とはゆうパックを使って送っていただくこと。
その言葉の使い方やイメージで、メディアでは様々なご意見があるようです。
私たちメモリアルスタイルでは、ご自宅へお迎えにお伺いさせていただくのが基本です。
亡くなってから、その日まで大切なご家族として一緒に過ごされていたのですから
きちんとお別れをしていただき、想いも一緒に託される「お託の儀」・・・
お迎えスタッフがご家族様と想いを共有する、特別な時間であると考えるからです。

ご家族様が弊社まで、ご遺骨をお連れくださったときは、
お水をお供えし、ご一緒にお線香をあげさせていただきます。
散骨のご要望や想いを伺い、ご供養についてお話する大切な機会でもあります。
そして、ご遺骨にじっと手を充てられ、涙ながらにお別れをされる方。
「明るい素敵な母だったんですよ!会ってもらいたかった!」と
お母様のお話を生き生きとされる方。
お別れの仕方は皆様それぞれですが、大事な方をお預かりするのだという
気が引き締まる時間でもあります。

また、遠方の方にはゆうパックにてお送りいただくこともございます。
その場合は、お着きになりましたら、すぐに荷を解いて、ご家族様に
きちんとお預かりした旨、ご連絡致します。
「遠くからようこそいらっしゃいました。おつかれさまでした」とお声がけして、
私たちスタッフがお水とお線香を供えて、ご供養させていただいております。
送っていけなくて申し訳ないと、お心をいためてらっしゃる方もいらっしゃいますので
どうぞご安心くださいねと、お伝えしております。
散骨までお会いしないからこそ、お電話やメールで
お気持ちをきちんと受け止めることが肝要だと考えております。

お迎えにつきましては、弊社より50キロ圏内とさせていただいておりますが
まずはご相談ください。
海洋散骨が無事にご施行されるまで、ご家族が安心して
お過ごしいただけるよう、スタッフ一同、心をこめてお手伝いさせていただきます。

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