“海への散骨”の生前申込み

今年になってから、資料請求・お問合せが倍増した感じがありますが、特に三国連太郎さんが「海への散骨を」という言葉を残されてご逝去されたのをきっかけに、より一層のお問合せがあります。

最近で一番多い散骨に関するご質問は、「事前に“海への散骨”を希望し、申し込みたいけれどどうしたらいいのか?」です。

現在、私どもにおいて、「生前での前払い事前申込み」は正式な商品としてはご案内しておりません。

生前に料金を頂いて生前契約を結ぶには、金融に関する法的な制約や信用問題等ハードルは高く、他の散骨業者も同様と思われます。

散骨業者は個人で経営している小規模のところが多く、また船会社が散骨をされる場合もパーティクルーズなどと兼業で行なっているケースがほとんど。散骨専業の業者は数が少ないのが現状です。でも、お問合せが多くなってきた現状を考えると、散骨のニーズがうなぎのぼりで増えてくることは間違いないのでしょう。

そうすると、規模の大きい葬儀社や互助会が直接施行されるケースや、それこそ専業で行うベンチャー的な会社も増えてくることでしょう。 お問合せで一番多い事前相談・生前申込みの制度確立は散骨業界において「大きな宿題」です。

現在経産省と相談して今年中に正式な生前契約の仕組みを作り上げたいと準備しております。申込者やご家族が安心する契約・制度・信用の担保を提供していくことが使命の一つと考えております。

今しばらくお待ちください。

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