散骨と納骨 両方される時 ご遺骨の量に決まりはありません

先日、あるご遺族様のお宅へ、ご遺骨をお迎えに(メモリアル・スタイルでは、散骨するご遺骨をお預かりする時にこのようにお伝えしています)伺いました時の事です。

「納骨する遺骨は取り分けてありますので、こちらをお願いします。」と、ご遺骨をお渡しいただきました。そして、「ある方から、散骨する遺骨の量は、焼骨の4/5位。残りの1/5位を納骨する事になっている、と言われたのだけれど本当ですか。」と聞かれました。

ご遺族様としては、「散骨は少量にして、納骨する量を多くしたい」というのがご希望とのことでした。

 

「散骨する場合、全部撒かなくてはいけませんか」とのお問合せも多くいただきますが、散骨する量に決まりは一切ありません。お墓や納骨堂に納骨される方の場合、納骨する量のほうが多い方もいらっしゃいます。また、故人様の生前のご遺志で散骨もされるという方の場合には、散骨はごく少量でほとんど納骨をされるという方もいらっしゃいます。逆にほとんど散骨してしまう方もいますが、少しだけ残されて手元供養等に納める方もいらっしゃいます。

ご遺骨を海へお還ししてからでは、「こうすればよかった」「こうしたかった」と思っても取り返しがつきません。ご不明な点やご不安な点がございましたら、どのような小さなことでもまずはお問い合わせください。ご遺族様がご納得されるまでお話を伺い、説明させていただきます。

20150821

最初にお話ししたご遺族様は、結局ほとんど納骨され、少量散骨されることに決められました。ご遺族様からは、「伺ってよかった。後悔するところだった」と大変感謝していただきました。

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