故人様を海へとお還しするという大切な儀式となる日。
多くの方から「葬儀と同じ喪服がいいですか?」というご質問をいただきます。
でも、乗船場が公共の桟橋やヨットハーバーを使用しますので、喪服でのご乗船は
先日このようなことがございました。
散骨を申し込まれたご遺族様が、菩提寺のご住職様に、「お墓に納骨せず、海洋散骨を
したい。
ついては一緒に乗船して供養をお願いしたい」というお話をしたところ、ご住職様が
「私も散骨について是非、話を聞いてみたい。」ということで、連絡を頂きました。
そこで、台東区にあるお寺様をお尋ねしました。
この時、ご住職様から、セレモニーについていろいろなご質問を頂きましたが、
服装についての質問もいただきました。
ご住職様は「セレモニーの時には、式の装束で行いたい」とのことでしたが、理由を
お話しし、乗船時は普段着で、散骨ポイント前に着替えて頂き、下船の際には、又、
普段着に着替え直して頂くということでご了承いただきました。
「喪服でなければ、どのような服装がいいですか? 」というご質問には、船という
普段乗りなれない乗り物に乗られること。
場合によっては揺れること、デッキの床が濡れて滑りやすいこと等をお話しし、出来
るだけ着慣れた服装で、靴もなるべく履きなれた滑りにくいものをお勧めしています。
この他、ご心配なことやご不安なことがございましたら、いつでもお問い合わせ
ください。