よい海洋散骨会社の選び方教えます!その1船をみましょう

いま日本全国には海洋散骨の会社がいくつもあります。

わたしたちメモリアルスタイルもそのうちのひとつです。

東京湾横浜(神奈川)相模湾(葉山)で海洋散骨をおこなっています。

お申し込みは関東圏を中心に全国からありますが、海洋散骨のお問い合わせの中でお客様からよく聞かれる質問があります。

「どうやって海洋散骨の会社をきめたらいいかわかりません。松本さんのところはほかの会社と何が違うの」と。

そうですよね。わたしも自分が申込む立場だったら迷ってしまうと思います。

そこで、後悔しない散骨会社の選び方を私なりにではありますが、御紹介できたらと思います。

今回はその1「船を見ましょう」

ここだけの話しですが、海洋散骨に不可欠な船。どんな船でもいいというものではありません。この船のチョイスの仕方で散骨会社の考え方がよくわかるのです。

大事なポイントは4つ。

①どういう船に乗るのか。

②船長は何人乗るのか。

③保険は入っているのか。

④救命道具は備わっているのか。

散骨の料金からは見えてこないかもしれませんが、よい散骨会社を選ぶにはこういうところが大切なんです。

まず①どういう船に乗るのか

ですが、会社によっては釣り船や漁船を使うところもあります。釣り船は釣り客向けの船。屋根はなく、船から落ちても助かるように浮力のついたライフジャケット(救命胴衣)を羽織って乗船することを想定した船です。このライフジャケットは釣りの場合には釣り客が自分のライフジャケットを持ち込んで乗船します。ですから乗客定員分のライフジャケットがある釣り船はあまり多くありません。ライフジャケットが備わっていたとしてもめったに出番がないため、湿っていたりかびていたり魚のにおいがしみついていたりします。そのため出したがりません。

漁船は漁業のプロが乗る船。散骨に適しているはずはありません。

散骨には散骨に向いた船があります。旅客船です。

旅客船は安全のための手すりがあったり、屋根がついていたり、椅子が備わっていたりと、お客様が安心して乗っていただける設備を兼ね備えた船です。そのため、救命道具の装着は任意となっている船も多いです。メモリアルスタイルで用意している船はもちろんすべて旅客船です。東京湾、横浜(神奈川)、相模湾(葉山)と、それぞれのエリアごとに地元に精通していて日ごろのメンテナンスのしっかりしている船会社を厳選しています。

 

②船長は何人のるのか

え?ひとりでしょ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。では、飛行機はどうでしょう?電車はどうですか?ひとりではありませんね。船も同じです。船長が万が一船上で倒れてしまった場合 一人きりだったらどうなるでしょう。考えただけでも恐ろしいです。メモリアルスタイルの散骨は船長2名が基本。だから安心なのです。

 

 

③保険ははいっているのか これも当たり前と思われるかもしれませんが、漁船や釣り船の場合には散骨のお客様が乗って万が一のことがあっても通常かけている保険は適用になりません。そのためその日だけの掛け捨ての保険に入る必要があります。そのような保険にはいっているかのチェックも大切だと思います。

④救命道具は備わっているのか。

 旅客船でしたらまず備わってはいます。でも、すぐに出せるところにあるかどうかはその船の管理状況によって違います。船底に押し込んであったり、大きな荷物をどかさないと出てこない という船では、万が一のときに間に合いません。釣り船や漁船でしたら 本来でしたら手すりなどがない分 より一層必要なのですが、そういう安全面で不安な船も正直あります。

 

救命道具はありますか?と聞いたときに「一応ありますけど、うちの船はいままで誰も落ちたことがないからつけないで大丈夫ですよ。」なんていわれたら 要注意です。

・・・と、すこし脅かすようなことを書いてしまったかもしれませんが、散骨は一度きりの大切なセレモニー。それも普段行くことのない沖合いにでてのセレモニーです。当日は穏やかな海で散骨できることが一番ですが、広い海の上は 何がおきるかわからない場所でもあります。様々なことを想定した安全面を重要視した船を用意している散骨会社をぜひ選んで、安心安全な散骨をしていただきたいと思っています。

もちろん 私たちメモリアルスタイルは 安全を最優先

それは海のすばらしさと共に 海の怖さも知っているからです。

お客様には 不安なく散骨に専念していただきたい。お怪我なく笑顔で下船していただきたい。

いつも そうおもって 船の手配をしています。

 

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