深川の夏の風物詩 川せがき灯籠流しが行われました

DSCF099624日、日が傾いて辺りが暗くなる午後7時。

厳かな雰囲気の中、僧侶の読経が始まりました。

 

 

 

DSCF1004それとともに、小名木川に浮かぶ船の上で、

読経をする僧侶の手によって、ロウソクが灯された灯籠が

ゆっくりと流されていきます。

 

 

川せがき灯籠流しは、関東大震災や東京大空襲、東日本大震災などで、

河川で亡くなられた多くの方々への慰霊供養として、

また、ご先祖様への追善供養として。

灯籠にお戒名などを書き、深川仏教会会員の僧侶が読経・

ご回向をして灯籠を流す、長く続いている深川の夏の風物詩。

「『せがき』とは漢字で書くと『施餓鬼』となり、

『餓鬼に供物を施して』その功徳を、ご先祖さまに捧げる行い。

『餓鬼』とは、生前に物惜しみやむさぼりばかりしていた人が、

次の世において、常に腹をすかせて苦しんでいる状態。

つまり、おせがきとは、そうならないよう、

自分が持っているものを、他人にわけあたえようとする

心の大切さを説く教えなのです。

(深川仏教会発行 川せがき灯籠流し より抜粋)」

DSCF1009-1灯籠流しのともし火の幻想的な優しい光がとても印象的でした。

 

 

 

 

 

 

メモリアルスタイルでは、散骨をされた方の中で、

ご希望を頂きました方々の供養をさせていただきました。

 

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