今日のお客様のご相談

メモリアルには、毎日いろいろなお客様からのお問い合わせがあります。
今日お電話いただいたお客様は、「散骨とお骨」についてのご相談でした。
亡くなった方は、生前から 亡くなった後は散骨してほしい とおっしゃっていたそうです。
1年前になくなってからは、いつか約束を果たそうという想いを持ちながら 日々をすごしてこられました。
1周忌がすぎ、そろそろ散骨をしてあげようと思って 準備をしていたら 遺言が見つかりました。
そこには
「私のお骨は、半分は海へかえしてください。半分はお墓に入れてください。」と書いてあったそうです。
そこで、そんなことできるのかしら というご相談でした。
こたえは・・・「もちろんできます」
いまの日本では人が亡くなった後は、よほどのことがない限り火葬されます。
これは埋葬法という法律で決められています。
しかし、火葬したあとのお骨の取り扱いは、亡くなった方の生前の希望(遺言)やご家族の意思で、自由に決めることが出来ます。
その際 すべてのお骨を一緒に弔わなければならない ということもないのです。
豊臣秀吉、織田信長、石田三成、伊達政宗、武田信玄、大岡越前と言った有名人も分骨される形で 墓が点在しています。
分骨は 昔から行われていた 弔いの形です。
メモリアルでは、海洋散骨(海での散骨)を施行しています。
これまでにもたくさんのかたが海へと還っていかれました。
ですが、お骨すべてを海に還した方は じつは ほんのわずかです。
ほとんどの方は、一部のお骨を残して 残りを散骨していらっしゃいます。
お骨をご自宅で保管していらっしゃる場合には、私たちメモリアルのスタッフが分骨のお手伝いすることも可能です。
お寺などにすでに安置していらっしゃる場合には お寺に相談してお寺で分骨していただきます。
大切な方と これからどう向き合っていくのか。
分骨には 大切な方への深い想いがあります。
その想いを大切に 私たちは いつも そう思ってお手伝いをしています。
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